『あしたはどっちだ?』著・中野英樹

清貧役者生活20ン年。

笑ったり、食べたり、凹んだり、嘘ついたり…。

そんな清貧な日々を、気ままにつづった、書き殴り日記。

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2015.06.23 Tuesday

父の日に。

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    父の日に、親父に電話しました。

    「お前凄かったぞぉ〜!」ト、いきなり興奮した親父の声が電話口から溢れる。
    確かこの日は叔父の一周忌で能登に帰っているはず。式場で何かあったのか?と聞けば「お前のこないだの芝居凄かったなぁ〜!」ト、『ちょぼくれ花咲男』に興奮してくれてるご様子。
    いつも観に来てくれても、静かなトーンで「面白かったぞ」ト、いいながら酒が回ると、客目線から父親目線に変わり、勝手なダメ出しを始めるのがいつもの親父。
    その親父が、「あれは歌舞伎俳優でも出来ないぞぉ〜!(ホントに言った 笑)凄いよお前!ビデオないのか?ビデオ。何枚か買うぞ!アレは親戚に配らなきゃなあ!」ト、大袈裟なコトをまくしたてる!

    親バカ目線というなかれ。
    この男、一度たりとも親バカになどなったコトが無い男。
    そんな男が今、いい客目線?否、ファン目線(爆笑)!!?
    あの頑固な親父さまが、はしゃいでる姿が目に浮かぶと、なんだか自然と口元が緩んでしまう。

    いいモノ、好きなモノ、面白かったモノを観た時、興奮して伝えたくなるトコロは母親譲りと思ってましたが、どーしてどーして、親父さんも息子が長距離電話料金を気にしているコトなど露知らず、まくし立て続ける。

    生まれてもうすぐ五十郎。
    初めて父親に勝った、と言うか参ったさせたと思うと、こちらも嬉しくて興奮してしまいやす。

    ※あくまでも個人の感想です。感想には個人差があります。

    …にしても、せっかく次の準備に気持ちを切り替えたはずなのに、また「高円寺なのに両国橋っておかしいじゃアねぇか!」な劇世界に引きづり戻されちゃいますぜ。
    ただでさえ、「想ひ出大好き病」の末期患者なんだから…。

    「いやいや!」ト、強く首を振ろう。

    今更かよッ!とのツッコミはごもっとも。
    でも、ちゃんと叫んでおこう。

    あばよ、長八郎!

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