『あしたはどっちだ?』著・中野英樹

清貧役者生活20ン年。

笑ったり、食べたり、凹んだり、嘘ついたり…。

そんな清貧な日々を、気ままにつづった、書き殴り日記。

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2016.08.24 Wednesday

人助け。

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    恐ろしいほどの、狂おしいほどの、ベタな喜劇を体験してしまうのだなぁ〜、人生は。

    今日、新宿駅のホームで、いきなりおじさんが倒れた!

    ワッ!と凍りつく人びと。
    ワッ!と駆け寄って助ける人びと。

    背負ってたカバンがクッションになり、頭部を痛打はしていなかったのが、おじさんの幸運。
    しかし、痛打と同等なくらい、倒れた勢いで、おじさんの頭部から50僂らい離れたところに、「もうひとつの頭部」が…!という、おじさんの不運。

    アデランス的な…。

    駆け寄った心優しき人びと。
    でも、その「アデランス的なもうひとつの頭部」から、目を背ける戸惑い、優しさ。

    あんなに助け人がいるのに、誰もが触れようとしない、拾おうとしない、もうひとつの頭部。
    ……いつまでも、いつまでもホームにたたずむもうひとつの頭部。

    人助けという、シリアスな正義の前には、邪魔者な小道具。

    「仕方ねぇ」ト、心で呟きながらも、近い将来オラもお世話にならないとは言いきれないので、拾って「どんなものなのか?」を確認させて頂きましたです。

    「作りは悪くねぇなぁ」

    この、おじさんが倒れた原因が、バナナの皮を踏んじゃった!くらいベタであったことを心の底から願う。

    真夏の夜の日常。

    今日の座右の銘。
    日常という世界には、「出落ち」は当たり前な顔してふんぞり返っている。

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