2019.10.06 Sunday
ああ、我がマドンナ。

‥‥‥ヤキモキしていた。
ご案内出したA子先輩からの返信がなかなか来ない。
キネマライブ浪花興行が決まった夜、まるで紅顔の演劇美少年だったあの頃のように、密かにドキドキワクワクして眠れぬ夜を過ごしました。
「A子先輩と絡めるかもしれない‥‥。いや、絡む!」
A子先輩。
万歳一座の大先輩。
客席から観た「唇に聴いてみる」でバキューン!!と恋心を撃ち抜かれた、初恋女優さんな先輩。
「赤い夕陽のでんでけ伝の作り方」の時の空き時間にママチャリでニケツして通ったクラブ温泉♨
記憶に残っているA子先輩とのお芝居での絡みは、万歳デビュー戦の「百物語」。
今はもうカタギな、A子先輩。
ライブ前日、A子先輩からLINEが来たお知らせが‥‥‥ッ!!
お知らせが最初の何文字かを表示している。
「微熱が‥‥」と書かれていたので、恐ろしくて開けない。
あえて、わざわざ、「男は度胸!」と胸内でお題目を唱えてLINEを開けば、「微熱があって返信遅なってゴメンなぁ〜。熱引いたから行くわ!」的な返信‥‥‥!
ヘナヘナと腰砕けながら「オッシャー!!」と雄叫ぶ、身体的矛盾。
その場にいた、石原正一ショーとトモちゃんに「このライブ、勝ったも同然!」と高らかに宣言。
‥‥全然チケット売れて無かったのに。
ところがドッコイ!A子先輩の返信頂いてから風向きが変わるのです。
カミカゼならぬ、メガミカゼ!!
続々とチケットが売れて行く摩訶不思議。
で、本番。
キネマライブ名物「オレのリアルマドンナを探せ!」と言うふざけたコーナーがあるのですが、一目散にA子先輩の元へ。
そして、劇中の台詞をA子先輩に読んで頂き、それに返すアタクシ。
あゝ、極楽。
あゝ、至福。
あゝ、昇天。
「A子先輩の台詞を初めて聴けて感動しました!」とは万歳現役のSくんの言葉。
今やカタギになられたA子先輩から、ふざけたコーナーにかこつけて未だ衰えぬ女優力をカツアゲした我が手腕を褒めてあげたい(笑)
「ちゃんた、可能性は無限やで!!」
帰り際、目をキラキラさせながらA子先輩が喝を入れて下さった。
‥‥‥感無量でございました。